AS/400はオフコンではなくオワコン?
パソコンが普及する前、1988年からオフィスコンピューターをして普及していたAS/400。
それも大昔といっても過言ではないほど過去から。
このAS/400を調べることはオフィスコンピューターの遍歴を調べるのと同じこと。
そして、Mac OSやWindowsOSが誕生したのは、コンピューター史上でエポックメイキングな出来事だったのもわかる。
そういう状況下でもしぶとく生き残っていたAS/400は恐竜の生き残りのような存在でありながら、元気に稼働しているというのだから頭がこんがらがる。
このAS/400は、バージョンアップをくり返しながら名前も「System i」に改名している。
具体的には
- 1988年 初代AS/400発売
- 2000年 eSever iSeriesに改名
- 2006年 System i に改名
- 2008年 後継機Power Systems発売
ということで今から14年も前にAS/400は2000年に消滅しているのだ。
それでも「AS400の求人」が存在するのは奇跡のようなものかも。
AS/400の求人の問題は、AS/400をいつまで稼働させるのかということと、そのためのエンジニアをどういう風に育てるのか?求人をするにしても、新人を育てるにしても、将来性は皆無なのだから。求人にしても応募があるとは思えない。求人の結果は如何程か?
しかし、AS/400の頑丈さは立派なものだ。
ということで発売価格を調べてみた。
中古価格で下は48万円から上は1億5300万円!!!
「AS/400の中古価格」を調べてみて納得。
まだまだ現役で需要があるのだ。
それにしても14年も前に販売が終了したAS/400に1億5300万円の価値があるのか?